それでは、ようやく完成しました
1/100 ガンダムヴァーチェを紹介して参ります。
バーチェ本体
まずは基本の立ちポーズから。
どっしりとした重量感あふれるスタイルが魅力のガンダムヴァーチェ。
最近はすっかり細身のヒーロー体型に慣らされていただけに新鮮です。
後方ビューでも、豪快な腰装甲やふくらはぎのパーツで特盛り感が満載です。
非MGでありながら定価の4,200円は伊達ではありません。
上半身をアップにすると、なかなかコワモテのヴァーチェさん。
頭頂部のセンサーは、透明のプラ板を切り出して
クリアグリーン塗装とブルーのラピーテープによる裏打ちで
仕上げています。
ヴァーチェの背中は、巨大な背負い物のせいか
エクシアのようなヤドカリはなく
GNドライブ上にそれらしきフタが見えるのみとなっています。
そして可動ですが、腰がまったく動かない上にヒザもあまり曲がらないため
動きのあるポーズがとりづらく、この見た目ではやむなしという感じです。
しかし、ヴァーチェ自体が元々アクション性の高い機体ではないので、
例のGNバズーカを両手で構えるポーズが取れれば
それで良しと言えなくもありません。
とりあえずトーキックハンマーでも決めてみました。
「フン、ハッ!」
武装類
GNバズーカ
続いて武装類の紹介です。
まずはヴァーチェの主力装備であるGNバズーカから。
グリップ部分は前後スライドの他に取り外しも可能です。
両手で構える時の左右以外にも、片手持ち用に中央下部に
取り付けることができます。
またグリップは前後に若干のスイング幅を持っており、
肩に担ぐなどの柔軟な構えも可能です。
そしてバーストモードへの移行です。
まずはバズーカ本体を上下に展開させて
内部から砲身を引き出します。
次にヴァーチェの胸部装甲を上下に開き
胸のGNドライブにバズーカの後部を接続。
これでお馴染みGNバズーカの発射態勢を取ることが出来ます。
この時グリップの位置や角度、
そしてヴァーチェの腕の状態をうまく合わせてやると、
なんとか支えなしでもGNバズーカを正面に構えることが出来ます。
GNキャノン
続いて両肩のGNキャノンです。
アーム部分は約90度の上下スイングの他、
ボールジョイント接続で回転と若干の角度付けが
できるようになっています。
また砲身は下部にツマミが付いていて、伸縮の調整が可能です。
今回はキャノンの砲身をメッキシルバーで塗装してみましたが、
これが良いアクセントになったかなと思っています。
おかげでウチのような素組みヴァーチェでもそれなりに見えて
まさにメッキ様々という感じです。
ビームサーベル
お次はビームサーベルです。設定によると対モビルスーツ戦を
想定されていないヴァーチェが持つ唯一の格闘装備となるそうな。
普段はヒザ裏に仕込まれていて
このキットには2本のサーベルが付属しています。
そして、エクシアと違いまったく決まらない気がする
ヴァーチェの二刀流です。
これは私のポージングセンスの問題なのでしょうか、ヴェーダよ…。
GNフィールド発生装置
そして、GNキャノンや脚部に装備されたGNフィールド発生装置です。
ヴァーチェはシールド類を持たない為、これが唯一の防御手段となります。
カバーを展開して発生させたGN粒子は実態弾からビームまで
すべての攻撃を防ぐという無敵仕様ぶりです。
「これしきの事で! それでも! だとしても!!」
以上、第10話「ガンダム鹵獲作戦」の
ヴァーチェ絶体絶命のシーンを振り返りつつ、
ガンダムナドレのパージへと参ります。
ナドレへの換装
まずは背中の装甲及びGNキャノンと、両肩の装甲をパージしてから
脚部装甲と足首の下部を外します。
さらに両腕カバーを開いて、腰および腹部の装甲を前後にパージします。
胸部装甲を前後に割り、両肩アンテナブレード基部のカバーを外して、
胸の上部カバー、フェイスガード、ツノ、
頭頂部および後頭部カバーをすべて除去。
最後にナドレ用のツノと髪コードを取り付ければパージ完了です。
ガンダムナドレ
ガンダムに髪の毛というあまりにも前衛的すぎるデザインのガンダムナドレ。
最初は拒否反応しかありませんでしたが、
その後の本編での活躍を見ている内に
すっかり慣れてしまい、今ではむしろカッコ良ささえ
感じる程になってしまいました。
ガンダム00は毎度、デザイン…アレ? 本編カッコエエ!
のパターンで恐れ入ります。
上半身のアップです。
頭頂部両脇のラインをヴァーチェ優先で薄紫にしてしまいましたが、
やはりナドレ的にここは赤の方がカッコ良いんだろうなと思います。
背中はお馴染みGNドライブの出っ張りが健在です。
また後ろ髪は付け根で若干の上下スイング幅を持っており、
これがポーズ付けの際に動きを出すための良いアクセントになってくれます。
可動は、ヴァーチェの装甲が無くなったことにより格段に向上し、
腰のヒネリなど主に下半身に動きが付けられるようになります。
ただ、腿がどうしても腰より上にあげられず、HG版のサンプルにあった
忍者のようなポーズを取らせることは出来ませんでした。
しかし、ナドレはこういう格闘系のポーズが
似合う気がするのは私だけでしょうか。
劇中シーンの再現
そして再び第10話の続き 「ガンダムナドレ、目標を消滅させる!」
ヴァーチェのGNキャノンを両手で交差させながら内股で発射するシーン。
プラモでの再現は少々苦しい感じですが、なんとか雰囲気だけでも。
さらにナドレのカッコ良さが最高潮に達した第19話「絆」より。
「これがガンダムナドレの真の能力」
「ガンダムマイスターへのトライアルシステム!」
左の平手はエクシアから拝借しています。
なぜバンダイはこんなにも重要な平手を付けてくれないのでしょうか。
「君たちはガンダムマイスターに相応しくない」
「そうとも、万死に値する!」
トライアルシステムで動けなくなったスローネに
止めを刺そうとするナドレです。
このアングルだと丸見えな、ヴァーチェのために塗装した足裏の赤ですが、
それほど違和感もなくて良かったかなと。
さて、ここで再びヴァーチェに戻ってエクシアとのツーショットです。
こうして比べると2機の背の高さはそれほど変わりませんね。
そして第19話の対スローネ戦で
ヴァーチェとエクシアが共闘するシーンを再現してみました。
ティ 「フォーメーション、S-32」
刹那 「了解!」
「僕は、ヴェーダに見捨てられたのか…」
「スメラギさん、ヴァーチェのシステム変更にエラーが!」
第21話「滅びの道」にて、なぜか記念すべき1/100プラモの発売週の放送で
ヴァーチェはろくに活躍することもなく宇宙を漂っておりました。
さらにヴァーチェといえばもう一つ印象的なのが
両手でバズーカを構えての登場シーン。
BGMはもちろんサントラIより“INTERVENTION”です。
以上、1/100 ガンダムヴァーチェでした。
通常の1/100シリーズにしてはお高めな値段でしたが、
その分ボリュームたっぷりでのんびりと作ることができたので、
十分モトは取りつつ楽しめたと思います。
欲を言えば、平手パーツを付けて欲しかったのと、
後発だけあってHGのナドレは専用装備もいろいろあって羨ましいなと。
さて、残るはデュナメスとキュリオスの2体ですが、
そちらも早く完成させて4体を並べて飾りたいところです。
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