ファミ通.comの「360サイコーッ!BLOG」主催で行われている
「MIDNIGHT LIVE 360」という生配信番組があるのですが、
その第11回目である今回は「~CAVE Festa SPECIAL~」ということで、
ガッツリ拝見させていただきました!( ゚∀゚)=3
番組MCは「360サイコーッ!BLOG」のジャム爺と、
「ファミ通Xbox360」編集長の松井ムネタツ氏のお二人。
今回はケイブ祭りということで、タイトルにあるケイブはもちろん
シューティング座談会には、いろんなメーカーの方々も参加するという
非常に興味深い内容になっています。
で、さっそく登場するのはケイブのIKDこと池田氏と、
我らがジュンヤーこと漫画家の井上淳哉氏です。
全然関係ありませんが、ジュンヤーがちょっと若くなった
筒井康隆に見えてしょうがないのは私だけでしょうか…。
ACT1【ケイブ・シューティングの歴史】
ここでケイブ シューティング ヒストリーとして、
1995年の「首領蜂」から、2008年の「怒首領蜂 大復活」まで
全16作品の映像が一挙に流れます。
ちなみに1999年の「ぐわんげ」から、2002年の「大往生」までの
空白期間には、本来ならば「プロギアの嵐(2001)」が入るところですが、
これはカプコン版権なために省かれてしまったようです。
しかし、2009年のデススマIIがないのはナゼ…。
映像終了後の「思い出深いタイトルは?」という質問に対しては、
ジュンヤーが「ぐわんげ」をデススマに次ぐ傑作と推すのに対し、
「あれは戦車がないから」という池田氏のダメ出し発言。
戦車の主砲の回転をキャラで再現するべきという池田氏と
そんなこと人間には無理というジュンヤーの熱いやりとりは爆笑ものでした。
池田氏はどんだけ戦車好きなんだと。
ACT2【シューターへの道!】
その後のACT2では「シューターへの道!」ということで、
池田氏のアドバイスの元、シューティングをあまりやらない
ジャム爺がデススマに挑戦します。
池田氏曰く「とにかく覚え」て死ぬ原因を明確にすれば死ねなくなる。
を受けつつ、番組の尺の都合上ライフ1かつLV3進行のデススマを
ジャム爺は2面目の火山まで進めていました。
さて、次のコーナーではなにやら怪しげな人たちが登場。
これは同時に開催されているケイブ主催のイベント
「監獄ケイブ祭り! 来たら逮捕しちゃうぞ」で行われている
物販用のグッズを紹介するコーナーのようです。
ブツは、すでにMCのムネさんが着ている「虫姫さま ふたり」の
“レコ Tシャツ”や、「エスプガルーダII」から“覚聖パンツ”などを
コスプレしたケイブ社員たちが紹介。
後の絶対に喋らないヒゲ面ポリスがいちいち面白くて吹きます。
さらに極めつけは、前面にデススマのキャスパーをあしらった
この“キャスパンツ”です。フリルやサイドにリボンがありながら
男性用だそうで、バックには使い魔のキキも印刷されています。
しかもこれが会場では1時間もたたずに売り切れとか、
ケイブは「いったいどういう会社なんだ、どういうお客様なんだ」と
自分で言っておりました。私もそう思います。
で、おもしろグッズはさておき、私はこの3枚組という大ボリュームな
「怒首領蜂 大復活」の攻略DVDが欲しかったのですが、
これはイベントだけでなくWebでの通販があることを祈ります…。
ACT3【未来へ~シューティング座談会!!!~】
ここで心機一転、今度は各メーカーさんを交えた
ACT3の「シューティング座談会」へと参ります。
参加パネラーの皆さんは以下のとおりです。(敬称略)
- 浅田 誠 (ケイブ):(デススマイルズ)
- 丸山博幸 (グレフ):(旋光の輪舞 Rev.X・まもるクンは呪われてしまった!)
- 茶谷 修 (ガルチ):(ライデンファイターズエイシズ・まもるクンは呪われてしまった!)
- 堀井直樹 (エムツー):(オトメディウスG)
まずは、これまでに発売されたXbox360の
シューティングゲームの映像が一挙に流れます。
で、この映像終りに「大往生は?」のツッコミが入り場内爆笑。
すかさずジャム爺が「この中で印象に残っているタイトルはありますか!」と
フォローを入れつつも、その指先はタイトルリストの
「大往生」に向けられていました。
さて、この座談会ではあらかじめ用意されたお題を選んで
それについて語り合うというパネルトーク方式で進行するようです。
中にはヤバそうなお題も混じっていますが…。
まず選ばれたお題は「これからは横シューだ!」です。
これはかつて「ボーダーダウン」を手がけたグレフの丸山氏が×を提示。
これは縦シューに比べて横は3Dで作る際に背景などの誤魔化しが利かず、
その作り込みで生じるコストアップなどを理由に挙げておられました。
しかし、一方では昨今のテレビのワイド化に伴い、
縦では画面が余りすぎると横シューを推す声もあるようです。
続いては「Xbox360というハード」についてです。
ここではXbox360の開発のし易さや、
シューティングゲームの多くがXboxに集まってきていることについて、
ハードの特色が出て良いなどの意見が挙げられます。
また、マルチプラットフォームについては、
「マルチだから売れるとは限らない」
「ジャンラインR売れていないじゃないですか」
というグレフ丸山氏の爆弾発言も飛び出し会場は爆笑。
和やかなムードに包まれました。
そして「いったらええがな!」と、なぜか関西弁のジャム爺に触発されて
ついに禁断のネタ「マイクロソフトへ注文あり」に突入です。
ここではみなさんから次々と、
発売直前のゲームの質問は速いのに、
それ意外では平気で返答に2~3週間待たされる。
こちらはマスターアップの作業をしているのに、
向こうは休日や研修でまったく連絡が取れない。
さらにメールは自動返信が帰ってくる。
大手が優遇されすぎている。
などの不満が続出してヒートアップ。
またジャム爺によると、アメリカ人はホリデーシーズンになると
本気で働かなくなり、とくに12月は仕事よりもパーティ優先で
「パーティ中なのに!」と逆ギレされるなどの発言も面白かったです。
ちなみに、この番組はエンターブレインとケイブの提供でおくられており、
会場にマイクロソフトの人はいないようでした…。
次なるお題の「流通ならセガ流通」というのは、
なぜか昔からこのジャンルでは、セガの流通を使うところが多いそうで
それに関する話題となっています。
まず、グレフはドリキャスでボーダーダウンなども出しており
DC時代からの繋がりが、セガ流通を利用する理由だそうな。
またマイクロソフト流通を利用するケイブは、
提供された条件が良かったことを挙げつつ、
裏でこっそりセガ流通と比較していたという裏話もこぼれていました。
「LIVEアーケードで出したい」については、みなさん興味有りのようで、
エムツー堀井氏の「ディスク入れ替えがめんどくさい」など
非常にフランクでユーザー視点な意見が出たり、
その一方で、企画書の通りにくさや、発売スケジュールの順番待ち、
大手優遇など、ここでもマイクロソフトに対する話題がぶり返される始末。
また売り上げ予測の立てづらさや、収益の発生するタイミングなどから、
食う為には結局パッケージソフトという結論も。
最後のお題は「次回作について」です。
現在Xbox360用で更に未発表の新作があるというのがケイブとグレフの2社。
エムツーはすでに「虫姫さま ふたり」と「大往生」の修正版を開発中で、
ガルチもスクエニ販売のXBLAタイトル「ゼロ デイ アタック」を
夏休みがゼロ デイ アタックで開発中とのこと。
なお、グレフは「みんなの期待とちょっと違うもの」らしく、これは
アーケードの新作「閃光の輪舞DUO」意外に何かあるということでしょか。
ちょっと気になります。
ACT4【ケイブからのお知らせ】
さて、ここからはケイブの浅田氏が残り、いろいろ新作情報などが聞ける
最後の「ACT4 ケイブからのお知らせ」コーナーです。
さっそく登場したのは
「デススマイルズ メガブラックレーベルVer.1.1」です。
気が付いたら出来ていたと言うこちらは、新曲とともに登場する
真のラスボス「ブラッディージルバ」や、キャラ人気により
今回大幅に強化されたキャスパーを使い1面ボスを瞬殺していました。
キキのカッター弾が6枚から8枚に増やされたんだそうな。
続いて、「虫姫さま ふたり」の詳細情報が明らかになりました。
発売日は11月26日で、初回限定版が9660円の通常版が7140円。
さらに限定版には「虫姫さまダブルアレンジサントラCD」が付属し、
初回特典用のダウンロードコンテンツもあるそうです。
で、こちらも実際に浅田氏がプレイしながら
開発中のオリジナルモードをご紹介。
さっそく1面から異様な弾数です…。
続いて、ムネさんとジャム爺もゲームに挑戦。
浅田氏によると、ウルトラモードは弾数が多いながらも
それなりに遊べるような調整だそうで、
お二人とも1面をあっさりとクリアできていました。
そしてケイブの更なる隠し球「エスプガルーダII メガブラックレーベル」
も発表されました。キター! ( ゚∀゚)=3
こちらはケイブの自社開発で現在は6割ほどの完成度な模様。
発売は来年の春頃までには、ということでした。
新キャラの追加もあるそうで、セセリあたりが来そうな予感ですが、ハテサテ…。
浅田氏の退場後は、氏の忘れ物ということで、
さらにケイブ新作の資料らしきものが発表されました。
資料には墓場ボスのジョルダンが描かれていたりと、
素材は明らかにデススマイルズのもですが、
この世界観を使った別ゲーでも製作しているのでしょうか?
で、最後には、ジュンヤーが番組中に描き下ろしてくれたという
ジャム爺とムネさん&キャスパーが描かれた色紙が登場して盛り上がります。
キャスパーのヤバイ目つきが最高です。
さて、こんな感じで約2時間半の生配信が終了です。
ミッドナイトライブ360を視聴したのは初めてでしたが、
ジャム爺やムネさんのお喋りも面白く、新作発表に暴露話や裏話もアリと、
非常に盛りだくさんの内容で楽しませて頂きました。
また、今回でケイブの新作も続々発売されることがわかり、
やはりシューティングゲーム好きはXbox360で安定だなと思う次第です。
360サイコーッ!ヽ( ゚∀゚ )ノ