ピンポンは「Wiiスポ リゾート」で
私が一番楽しみにしていた種目だったりします。
ちょっと遊んでみたところ、卓球ど素人の私が初めてでも
気持ちよくスマッシュを決められるなど、
モープラの操作感やゲームバランスが絶妙で、
さっそくどっぷりとハマリ込んでしまいました。
もう毎日リモコンで画面内のラケットを振りまくりで、
これはマジでヤバイです。右腕が!( ゚∀゚)=3
ピンポン 試合
こちらが単純明快リゾートのピンポンのルールです。
基本は6点先取制で、[2]ボタンを押しながらスタートした場合は、
通常の11点制で遊ぶこともできます。実戦派の人も安心ですね。
ゲームをスタートすると、今回はチュートリアルなしに
いきなり試合開始となります。
かつてMSX版「コナミのピンポン」や、ファミコンディスクシステムの
「スマッシュピンポン」で鍛えた腕が鳴ります。
試合は常にプレイヤーのサーブ権で始まり、
左右1回ずつ、計2回打てば交代です。
サーブのタイミングはけっこう緩めで、どこで振っても
たいていは相手のコートにボールを返してくれます。
また本来は反則となるトス後のキャッチもお咎めなしです。
初戦は、練習もなくいきなりの実戦で戸惑いましたが、
Wiiリモコンとモーションプラスの操作もすぐに慣れて、
あっさり1人めのCPUを倒すことができました。
直感的に理解できるインタフェイスと、モープラの感度は素晴らしく
まるで自分が卓球選手になったような気分です。
で、その選手気分をさらに高めるために
ピンポンの基本テクニックをいくつかご紹介したいと思います。
サーブ
サーブのトスは[A]ボタンで投げることができますが、
もう1つWiiリモコンを上に振ることでも同様の操作となります。
リモコンの持ち方をシェイクハンドではなく、ペンホルダーで持つ場合は
[A]ボタンが押しにくいのでこちらが便利です。
この時、リモコンを振る勢いでトスの高さも調節でき、
最高点まで放り上げてから憧れの「王子サーブ」モドキを
打つこともできます。( ゚∀゚)=3
ラケットのかまえ方
卓球選手にとっては当たり前のことらしいのですが、
ボールを打った後はすぐにラケットを体の正面のニュートラル位置に戻し、
相手の返球に対して素早くフォアとバックを切り替えられるようにします。
これを意識しておかないと、とっさに逆サイドをつかれた場合に、
プレイヤーの構え直しの動作をスイングと判定されて
あらぬ方向への打球が暴発することになるので要注意です。
ドライブ
「ドライブ」はボールにトップスピン(前回転)をかけ、
勢いと弾み際の球足をつける打法です。
ドライブを打つときは、インパクトの瞬間にボールの上を
こすりつけるような感じでスイングします。
この回転が掛かったボールは沈み込むように飛んでいくのが特徴です。
⊂ ミ ( ゚∀゚) → ( ゚∀゚) ☆-==○ ⊂
カット
ドライブとは逆に、ボールの下をこすって
バックスピン(後回転)をかける打法です。
フワリと緩いボールが返るのでフェイントとして織り交ぜたり、
こちらが左右に振られた際の時間稼ぎとして使えます。
⊂ ( ゚∀゚) → ( ゚∀゚) ☆ ~ (( ○ ⊂彡
なお、このカット打法でひたすら粘る「カットマンスタイル」という
守備を優先した柔の卓球があり、
今作のCPUでもそれを使いこなす強敵が登場します。
スマッシュ
今作では、無理な体勢からのレシーブ時に、
キャラの頭に「シマッタ!」というエフェクトと共に
ヘロヘロな軌跡を描くボールが上がることがあります。
それをうまいタイミングで叩くと「スマッシュ」を打つことが可能です。
ただし、タイミングを外すとこちらが逆に
ヘロヘロ球を上げてしまうこともあるので注意しましょう。
以上の技を身につければ、ピンポンがさらに楽しくなること請け合いです。
ドライブマンで攻撃重視のパワープレイをするもよし。
カットマンスタイルで技巧派プレイを目指すもよし。
モーションプラスでここまでゲームの表現が豊かになるとは
技術の進歩は素晴らしいですね。
おたのしみ要素
ラケットがスリッパに
さて、CPU戦で遊んでいると何やらラケットの音が
ヘンなキャラがいること気づいたのですが、
よく見るとその手にはスリッパが握られていました。
Miiが器用にスリッパで打ち返しているのを見ると
なんとも可愛らしくて笑えます。
対戦相手に有名人のMii
さらに、オプションのコンテストチャンネルのMii配信をONにしていると
一般の人が作成した、どこかで見たことあるようなMiiたちが
対戦相手として登場してくれるようになります。
とりあえず私が判別できたキャラ達は
- マイケル・ジャクソン (ノД`)・゜・。
- 濱口優 (よゐこ)
- アンジェラ・アキ
- 鳥居みゆき (♪ソレ、ヒットエンドラ~ン)
- 光浦靖子 (オアシズ)
- 加藤歩 (ザブングル)
- 野原しんのすけ (クレヨンしんちゃん)
- コアラのマーチ (ロッテ)
と、けっこう楽しめます。
ちなみにコンテンストのMiiと、このゲームに元から登録されている
本来の敵キャラたちは交互に登場し、どちらかに偏ることはありません。
強敵たち
あきら
で、有名人なMiiたちに負けず劣らず、
通常のCPUにも個性的なキャラたちが登場します。
中でも強敵なのが熟練度1400以上で現れる
この「あきら」です。(碇ゲンドウにあらず)
カットマンスタイルでこちらの打球をことごとくレシーブし続け、
プレイヤーを無限のラリー地獄へと導きます。
私はこのキャラに一度も勝ったことが無く、
ヘタするとチャンピオンよりも強いのではないかと思わせる強敵です。
なお、ラリーが続くと打球に合わせて観客のかけ声が入るようになり、
しばらくすると、そのかけ声も消えて今度はボールの弾む音に
エコーがかかるようになります。
この演出が素晴らしく、おもわずラリーの応酬に没入してしまう
なんとも不思議な感覚を味わうことができます。
ヨシ
そして、こちらはチャンピオンのお師匠様である「ヨシ」です。
オババのくせに軽快なフットワークでこちらのスマッシュを返してきます。
しかし、この熟練度まで来ることができたプレイヤーであれば、
勝てない相手ではありません。
スタンプ
さて、CPU戦を楽しみつつ「スタンプリスト」も確認しておきましょう。
最初の3つは普通にプレイしていれば自然に達成可能なものばかりです。
また、4つめの「引き分け試合」は、デュースを繰り返して
最終的に20対20になるとドローで達成となります。
熟練度が低いうちに、うまく試合をコントロールして取ってしまいましょう。
チャンピオン 【ルシーア】
そして問題は最後の「チャンピオンに勝利」です。
チャンピオンは熟練度が1500以上になると対戦相手として登場するので、
あとはそれに勝つだけなのですが…。
チャンピオンは、おさげとそばかすがカワイイ女の子のMiiでした。
いつもより若干豪華な登場ジングルに乗ってのお出ましです。
そして、この「ルシーア」が全てのリゾートプレイヤーを
絶望の淵へと追い込む最強の敵として立ちはだかることになります。
これまで、私はいくつかポイントを失ったり負けたりはしてきましたが、
それなりにシステムにも慣れて、ある程度の自信は持っておりました。
しかし、いざ試合が始まってみると、あれよあれよという間に失点を重ね
気が付くとラブゲーム(0対6)で完敗していました。
何回も挑戦すれば、たまにマグレで1~2点は取れるのですが、
試合内容は、ほぼ完封状態です。
さらにラブゲームで負けると熟練度は最大の150点を引かれるため、
再びチャンピオンに挑戦するには、
また他のCPUを倒してポイントを稼がねばなりません。
おかげで私の熟練度は1500点付近をひたすら行ったり来たりと、
このままではルシーア攻略の糸口を見つける前に、
右腕が悲鳴を上げてしまいます。
しかし、何度もルシーアに挑戦しているウチに良い情報をキャッチしました。
チャンピオンに負けて試合結果が出きってしまう前に、
素早くリモコンの[+]ボタンを押してメニューのやり直しを選択します。
これで再度ルシーア戦を継続することが可能です。
ただし、これはプレイヤーのスキルが伴わないと
ルシーアにひたすらボコられ続けるという諸刃の剣でもあり、
右腕の前に心が折れてしまわないよう注意が必要です。
ルシーア戦で気をつけることは、不用意なスマッシュは打たないこと。
台から離されそうになったらカットで逃げること。
さらに「ライジング」と呼ばれるバウンド直後のボールを叩く
低空ドライブで相手を左右に揺さぶり続ける。
これらを徹底することだそうです。
しかし、それを心掛けているつもりでも、
いつの間にか左右に振られているのはこちら側で、
まんまとチャンピオンのクロスやスマッシュの餌食になり続けています。
ルシーア、恐ろしい子!
ピンポン 連続リターン
で、そんな時はピンポンのもう一つの競技「連続リターン」で気分転換です。
こちらの遊び方もいたって簡単です。
コーチ役のCPUであるグレッグが打ってくる球を
ひたすら打ち返してその回数を競うというものです。
もちろん飛んでくる球は一定ではなく、コースや球種など
さまざまなボールが混じりながら飛んできます。
またゲームの味付けとして、台の上に缶がランダムに出現し、
うまくそれに当てると+3ポイントのボーナスとなります。
缶が左に出た場合はフォアで、右に出たときはバックで
引っぱるように返球すると狙いやすいです。
で、こちらが連続リターンのスタンプリストです。
「缶ショットの達人」は、1プレイ中に30回以上缶に当てること、
また最後の「リターンの達人」は、グレッグに当てないように返球し、
100点以上を取ることです。これは缶のはね返りもダメと、
なかなかシビアな条件になっています。
で、私の現在のハイスコアはこんな感じです。
ひたすら無我の境地でレシーブし続け、微妙なトリップ感を味わいながら
気が付いたらこのスコアになっておりました。
アルファ波、出まくりかも。( ゚∀゚)=3
「Wiiスポーツ リゾート」は、本当にこのピンポンだけでも
十分に元が取れたと思えるほど良くできています。
これで一緒に遊べる友達さえいれば、すぐにでも
リモコンをもう一式買いたいくらいなのですが…。
おかげで現在はネット対戦にも対応という
「EA SPORTS グランドスラムテニス」が、激しく気になっています。
しかし、現状でモープラの性能を任天堂ほど引き出せているのかという
不安があり、なかなか踏ん切りがつきません。
ここは任天堂が通信対応のマリオテニスなんかを出してくれれば
話は早いのですが…。
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