ふと写真の綺麗な撮り方なんかを調べていると
『照明の使い方が大事』的なことをよく見るのですが
私の場合は安いスタンドライト1灯を手で掲げるだけという
かなり適当な撮影をしていました。
そこで、お手軽かつあまりお金をかけずに
良いライティング環境が得られないものかと
ちょっと考えてみました。
ちなみに他の機材も相当チープで
Amazonで安売りされていた三脚『SLIK F740』や
通販で買った『グラペ』や『レザック』などの背景紙
段ボールにアルミホイルや紙を貼り付けた手作り『レフ板』など
素人らしいお手軽装備でやり繰りしています。
今回の購入品
さて、今回は照明のパワーアップが目的といことで
通販(というかAmazon)を漁っていろいろと買い込んでみました。
狙いとしては、よくある衣装用のパイプハンガーにクリップライトを
取り付けて照明セットを作ってしまおうという考えです。
ただ、品物が届いてから気づいたのですが
衣装ハンガーは横にも伸びるタイプを選んだつもりが
こいつは2本の柱が動かずに外側を延長するだけというもので
ちょっと失敗してしまいました。
今度ちゃんと『伸びるやつ』を買い直そうと思います。
LEDランプへの取り替え
さて、まずは照明の準備です。
今回、購入したヤザワのクリップライトには
最初から60Wのレフランプが付属していますが
これが恐ろしく高温になる上に色も電球色なので
パナソニック製のLED電球(昼光色)に取り替えました。
LEDは少々値が張りますが、発熱も低く省エネ&長寿命なので
結果的にお得ではないかと思います。
トレーシングペーパーで光を和らげる
次に適当な大きさに切った『トレーシングペーパー』を被せて
ライトの光をやわらかく調節します。
今まで使っていたスタンドは27Wのコンパクト形蛍光ランプで
トレーシングペーパーを6枚重ねていましたが
今回のLEDは相当明るい為、枚数を増やして10枚にしてみました。
これで被写体の影がうっすらと和らいでくれるので
お手軽ながら写真の見栄えアップに貢献です。
(左トレペ無し・右トレペ有り)
照明スタンドの組み立て
続いて衣装ハンガーにクリップライトを取り付けます。
このライトはアームが二重関節+軸回転と方向調整もし易く
価格の割に使い勝手は良好です。
で、ライトが存外に安かったこともあり
調子に乗って四隅に4灯も付けてしまいました。
これで上下左右、死角なしです。( ゚∀゚) バッチコーイ
ただ、コンセントとスイッチも4個づつ増えてしまったので
集中スイッチ付の電源タップを別に用意して対処しました。
ちなみに衣装ハンガーは敢えて足のパイプを繋がず
使わない時はテーブルをまたいで
そのまま奥に押し込めるようにしています。
しかし、たかがブログ用の写真を撮るだけなのに
えらく大げさなものが出来てしまいました。(; ゚∀゚) ナンジャコリャー
撮影サンプル
というわけでさっそく新しい照明セットを使って何枚か撮影してみました。
ぬいぐるみのジャックフロストです。ヒーホー!
いかにも商品サンプル的な写真を意識してみました。
背景は通販で買った『グラデーションペーパー』を使用しています。
グラペは汎用性が高いので黒かグレーを1枚持っておけば
なんにでも使えて便利ですね。
つづいてお菓子の国の魔女さん二態。
背景紙は通販で購入した『レザック66』を使用。
厚手の和紙のような質感でグラペに比べると地味ですが
味のある背景になります。
私の所持する唯一の貴金属『超合金魂ゴールドライタン』です。
やはり光り物には黒バックでしょう。
背景は通販で購入した『粘着シートタイプの壁紙』です。
ただ表面が予想外にテカっていて背景紙としてイマイチでした。
しかも、そのままでは粘着部分と台紙がずれて
ヨレヨレになってしまうため、裏に百均の画用紙を
敷き詰めるように貼って対処しています。
最後にグッスマ合金のタチコマさんです。
こちらの背景は近所のホームセンターで売っていた
粘着シートタイプの壁紙を使用。
粘着部分のシワ対策は上に同じです。
落ち着いた雰囲気のマーブル(大理石)柄は
使いやすくて最近のお気に入りです。
と、こんな感じで以前の手持ちスタンドライトよりは
マシな写真が撮れるようになったのではないかと思います。
あとはせっかくの機材を活かすためにも
いろいろと撮影してブログの更新に役立てねば。
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