ようやく6時間のプレイ条件を満たして、Xbox360版大往生
オリジナルの「Xモード」を解除することが出来ました。
このモードは初心者でも楽しめるという遊びやすさがウリですが、
その割りには時限式の解除でなかなか遊ばせてくれなかったり、
いざ実際に解除されても何のお知らせもなかったりと、
いろいろと不親切なのはちょっと残念なところです。
なお、このモードの解除まで6時間も待てないという場合は、
2人同時プレイでスタートしてそのまま放置しておけば、
プレイ時間が倍の速度で計上されるので、
待ち時間を半分に減らすことが出来ます。
Xモード プレイ
では、さっそくゲームに参りましょう。
エレメントドールはもちろん新キャラのパイパーを選択です。
パイパーは「ハイパー強化」型ということで、常時ハイパー状態な代わりに、
ボムが全く使えないという極端な特徴を持っています。
Xモードの発進シーンでは、これまで意味不明だったドールからの
メッセージが、このように日本語で読めるようになっていました。
パイパーは感情面のプログラムが未完全なプロトタイプという設定で
なかなかの壊れキャラのようです。クックック…。
で、常時ハイパー状態というのは相当な性能で、
1面のタワー型中ボス「環顎」到達の時点で、
すでに「500HIT」を余裕で越えていました。
おかげで、ノーバレットモードを使っても要練習だと思っていた
各ステージのコンボ実績もあっさり解除です。
Xbox360版大往生は手軽な実績解除ゲーとしてもお勧めです。
そして当然ながら、ボス戦のヒット数もすごい勢いで上昇する為、
爽快感は抜群です。強いぞパイパー、クックック…。
描き下ろし ステージクリアカット
さらにXモードでは、ステージクリア時にフラッシュバックされる絵が
新たな描き下ろしになっていたりと、なかなか凝っています。
今回、新規に用意された絵柄は全部で5枚あって、
ドールごとに決められたパターンで登場します。
なお、エクスイは相変わらず頭が取れたままでした…。(´д`;)
パイパーのハイパー (大復活モード?)
そして、このモードで常時ハイパー状態のパイパーが
さらにハイパーを発動するとどうなるか。
今度は自機ショットが緑に変化して敵弾への相殺能力が備わります。
こうなるとほぼ死ぬ要素は皆無となり、やりたい放題です。
しかしパイパーは、ハイパーの持続時間が他のドールより短くなっており、
緊急回避用のボムも持たない為、そこがウィークポイントとなります。
なので、ハイパー中はなるべくレーザーで敵をあぶってゲージを貯めて、
ハイパーが切れると同時に素早くアイテムを回収、
次のハイパーに繋いでいくというスタイルが基本になります。
しかし、そうは問屋が卸してくれないのが大往生。
後半のステージやボス戦では簡単にリチャージさせて貰えず、
ハイパー切れから、アイテムの回収すら出来ずにあっさりと死ねます。
さらにパイパーはボムを持たない為、ハイパー無しの状態になると
そこからジリ貧の可能性も高く
余裕でクリアという訳にはいきませんでした。
対【緋蜂】戦
さて、それでもなんとかラスボスの緋蜂様に到着。
今回はハイパーさえあれば敵弾も打ち消せるので楽勝です…。
と思ったらハイパーが切れた途端に即死です。
このXモードでも緋蜂様の強さは健在でした。
さらに緋蜂様はXモードで新たな攻撃も会得しておられました。
残り体力が少なくなると、こちらのハイパーショットでも打ち消せない、
見慣れない色の弾を撃ってきます。無理ゲー過ぎです。(´д`;)
しかし、こちらもフリープレイのゴリ押し戦法で対抗。
その結果、なんとか緋蜂様を沈めることができました。
苦節7年、ついにPS2版からの悲願であった緋蜂撃破を達成です。
コンティニューし放題な為、些かありがたみの薄い実績ではありますが、
これで良かったのだ…。
Xモード エンディング
そして、こちらがXモードのみで拝めるパイパーのエンディングです。
やっぱり鬱エンドでした…。(´д`;)
さらにXモードでは他のドール達のエンディングも
全て高解像度で新規に描き起こされていて一見の価値有りです。
全部、鬱エンドなんですけどね…。
そして全てのドールたちの新エンディングを見ると、
こちらの実績解除もついてきます。
以上、「Xbox360版 怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA」に
収録されているオリジナルの「Xモード」でした。
てっきり私はパラメータだけをちょこっといじった
よくある手抜きアレンジだと思っていたのですが、
新たなドールや新規ビジュアルの追加、
さらには作曲者自らの手による素晴らしいアレンジBGMと、
そこそこ楽しめる内容だなという感想です。
これでシステム面の不備さえなければ、
もっとそれなりの評価を得られたのではないかと思うと、
なんとも不遇なソフトです。